2024年11月22日公開の映画『海の沈黙』は、倉本聰が36年ぶりに映画脚本を手がけた話題作です。
物語は、表舞台から消えた天才画家が、ある事件をきっかけに再び注目を集めるというもの。
監督は若松節朗、主演は本木雅弘。
共演には小泉今日子、中井貴一、石坂浩二ら豪華キャストが名を連ねています。
この記事では、「映画の評判は?」「どんな映画?」「どんな人におすすめ?」といった疑問にお答えしていますので、ぜひご覧ください!
※この記事は少しネタバレを含んでいます。
・映画『海の沈黙』を見た人の評判は?
・映画『海の沈黙』はどんな人におすすめ?
・映画『海の沈黙』はどんな映画?
・映画『海の沈黙』の作品情報
映画『海の沈黙』の評判まとめ

●総合評価
5段階中 3.4(R7年2月7日現在)
●好評な点
演技力、映像美、構成、キャスティング
●不評な点
ストーリー、テーマ
※映画.comのレビューで、一番多かった評価4のレビュー54件を参考にしています。
映画『海の沈黙』のレビューでは、キャストの演技を高く評価している声が多く見られます。
特に主演の本木雅弘が絶賛されており、「その鬼気迫る演技や存在感に圧倒された」といった意見が多く寄せられています。
彼が演じる天才贋作家・竜次の複雑な内面を見事に表現していると評価されています。
また、共演の中井貴一や小泉今日子にも高評価の声が上がっています。
中井貴一の演じるスイケンは裏社会の闇を感じさせつつも、竜次への崇拝を表現する絶妙な演技が印象的でした。
小泉今日子の存在感も作品に深みを与え、彼女が加わることで物語がよりリアルに感じられるという声もありました。
他のキャスト陣も、配役に合った演技でこの映画独特の雰囲気をかもし出す役割を果たしています。
言葉を使わずとも表情の微妙な変化で感情を伝えるといったベテランならではの演技力が高評価につながっているという印象です。
映像美についても評価が高く、まるで動く絵画のような作品だという感想が寄せられています。
光の描写や色彩の美しさが際立っており、絵画をテーマにした映画としての完成度が高いとのことです。
また、構成面ではサスペンス要素が最初にあり、後半は人間ドラマへと展開する点が好評でした。
キャスティングに関しても「この俳優以外考えられない」との声があり、豪華な顔ぶれが映画の魅力を引き立てています。
一方で、ストーリーに関しては「前半は面白いが後半は尻切れトンボな印象」という意見もありました。
また、テーマについては「芸術性が高すぎて理解が難しい」との声も見られ、作品の深みが一部の観客には難解に映ったようです。
映画『海の沈黙』好評と不評の分かれ目は?
映画の雰囲気を楽しめるかどうか

映画全体を高く評価する人が多いものの、演技力や映像美を評価する声が多い一方で、ストーリーには賛否がありました。
低評価というよりは、以下のような意見が見られます。
・キャラクターの背景が十分に描かれていない。
・後半の展開に物足りなさを覚えた。
これは、話のスケールが大きすぎて映画の尺に収まり切れなかったことが一因と考えられます。
また、「美とは何か?」というテーマは、芸術性の高さゆえに難解と感じる人もいました。
芸術という奥深いテーマを、ベテラン俳優陣の渋い演技と映像美で描いた本作。
この映画独特の雰囲気を楽しめるかどうかが、評価の分かれ目となっているのではないかと思いました。
映画『海の沈黙』はどんな人におすすめ?

映画『海の沈黙』は、やや重い感じの映像や細かな演技を重視する人におすすめです。
本木雅弘をはじめとする実力派キャストの演技は見応えがあり、特に表情や仕草で感情を表現する巧みさが際立ちます。
また、芸術や美の価値について考えるのが好きな人にも向いています。
本作は「美とは何か?」という哲学的テーマを軸に展開され、観る人によって解釈が変わる奥深さがあります。
一方で、ストーリーの明快さを求める人には少し難解に感じられるかもしれません。
映画『海の沈黙』が作られた背景は?

倉本聰は60年前から、美術品の贋作問題に関心を寄せてきました。
美術の価値は社会的権威によって保証されますが、その基準は主観的なものでもあります。
本作では、その矛盾に直面した天才画家の悲劇が描かれています。
この物語の着想となったのが、1960年に発覚した「永仁の壺事件」です。
●永仁の壺事件とは?
鎌倉時代の名品とされていた陶器が、実は近代の陶芸家の作品だったと判明し、重要文化財の指定が解除された。
倉本は「本物であると信じられていたときには美とされたものが、偽物と分かると価値を失う」ことに疑問を抱き、長年このテーマを温めてきました。
本作のキャストは、倉本の想いに共鳴した実力派俳優が集結しています。
主演の本木雅弘をはじめ、小泉今日子や中井貴一らが名を連ね、重厚な人間ドラマを作り上げました。
構想60年の脚本が、最高の俳優陣によってどのように映像化されたのか。
ぜひ注目してみてください!
映画『海の沈黙』のあらすじ
世界的な画家、田村修三の展覧会で大事件が起きた。展示作品のひとつが贋作だとわかったのだ。連日、報道が加熱する中、北海道で全身に刺青の入った女の死体が発見される。このふたつの事件の間に浮かび上がった男。それは、かつて新進気鋭の天才画家と呼ばれるも、ある事件を機に人々の前から姿を消した津山竜次だった。かつての竜次の恋人で、現在は田村の妻・安奈は北海道へ向かう。
引用元:映画『海の沈黙』公式サイト
もう会うことはないと思っていた竜次と安奈は小樽で再会を果たす。
しかし、病は竜次の身体を蝕んでいた。残り少ない時間の中で彼は何を描くのか?何を思うのか?彼が秘めていた想いとは?
映画『海の沈黙』の作品情報
公開日 | 2024年11月22日 |
上映時間 | 112分 |
スタッフ | 監督:若松節朗 原作・脚本:倉本聰 |
キャスト | 津山竜次役:本木雅弘 田村安奈役:小泉今日子 スイケン役:中井貴一 田村修三役:石坂浩二 清家役 :仲村トオル 牡丹役 :清水美砂 あざみ役 :菅野恵 村岡役 :萩原聖人 半沢院長役:村田雄浩 桐谷大臣役:佐野史郎 |
制作国 | 日本(2024年) |
まとめ
●映画『海の沈黙』はこんな映画です
倉本聰が36年ぶりに映画脚本を手がけた話題作で、表舞台から消えた天才画家が、ある事件をきっかけに再び注目を集めるという物語。
●映画を見た人の評価
総合評価:5段階中3.4(R7年2月7日現在)
俳優の演技、特に本木雅弘を評価する声が多かったです。
その他、映像美や構成、キャスティングが評価されています。
一方で、ストーリーやテーマについての不評意見が一部見られます。
●こんな人におすすめ!
やや重い感じの映像美や演技を重視する人におすすめです。
また、芸術や美の価値について考えるのが好きな人にも向いています。
以上になりますがいかがでしたでしょうか?
映画『海の沈黙』鑑賞の参考になれば幸いです。
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