2023年12月27日、お笑いコンビのハリセンボンが年内で吉本興業退社との発表がありました。
退社後は、ベッキーが所属している芸能事務所、GATEへ移籍することもわかりました。
GATEは、2020年に設立された新鋭の芸能事務所です。
ハリセンボンと言えば、テレビ界では今や不動の人気を誇るお笑いコンビですね。
なぜ今、大手の吉本興業から、新鋭の芸能事務所に移籍するのか気になりますね。
本人達の希望退社?
それとも吉本とのトラブルがあった?
今回は、ハリセンボンの吉本退社の理由について調査してみました。
さらに、3年前にあった「闇営業問題」が関係しているのかどうか、についても調べています。
それでは見ていきましょう!
【この記事でわかること】
・ハリセンボンが吉本興業を退社する理由
・退社理由と3年前の吉本上層部批判との関係
※追記・修正して2024年月7月26日に再度公開しました。
ハリセンボンが吉本を退社する理由は?
【理由】近藤春菜さんと吉本興業との関係性が微妙になり、3年かけてようやく吉本をやめる決心がついた。
ハリセンボン二人のコメントがそれぞれ掲載されています。
近藤は「私たちハリセンボンは、今年いっぱいで吉本興業を退社することに致しました」と報告し、「今まで、私がエージェント契約、はるかがマネジメント契約という異なる契約形態で、この3年間活動してきましたが、来年芸歴20年という節目もあり、足並み揃えようと二人で話し合い、決めました」と理由を説明している。
引用元:Yahoo!ニュース
一方、箕輪は「春菜がエージェント契約となってから3年ほど経ちますが、その間、自分たちのこれからについて話し合う機会が増えました」と明かし、「ハリセンボンのこれまでにない大チャレンジとなりますが、これからも変わらず応援してくださる方が一人でも多くいてくだされば嬉しいです」とつづっている。
引用元:Yahoo!ニュース
2人の発表内容からは、
- お互い異なる契約形態で活動してきたこと。
- 自分たちの将来について考える機会が増えたこと。
以上のように、ここ3年間の吉本との関係性、自分達の心境の変化について書かれていました。
そして、2人で出した答えが、
- 来年芸歴20年という節目を迎え、足並みをそろえたいと考えるに至った。
と書かれています。
吉本興行に対しては、感謝の気持ちを綴っています。
吉本に対しては「まず、はるかに出会えましたし、たくさんの方々に出会え、たくさんのお仕事をさせていただき、たくさんの応援してくださる方にも出会い、色々な素晴らしい景色を見させていただきました」「何事にも代え難い宝物の時間です」と感謝し、「今回のことで、吉本興業の方々も頑張れ!と背中を押してくださいました」と円満であることを強調している。
引用元:Yahoo!ニュース
表向きは、あくまで円満退社をアピールしているように思えますね。
このコメントからは、3年間かけてようやく吉本をやめる決心がついたということが受け取れます。
コンビなのに、一方がエージェント契約で一方がマネジメント契約っていうことにも、違和感を感じていたようですね。
3年前に何があったのかについて、次に記載しています。
読み進めて下さいね。
やはり3年前の吉本上層部批判が原因?
【原因】加藤浩次さんほど上層部から恨まれていなかったが、それでも関係性は回復できなかった。
日本の芸能界では、通常は事務所とマネジメント契約を結ぶのが一般的です。
なぜ、春菜さんだけエージェント契約なんでしょうか?
ちなみに、エージェント契約とマネジメント契約の違いは以下のようになります。
【エージェント契約とマネジメント契約の違い】
エージェント契約 | マネジメント契約 |
---|---|
タレントの取り分は多い | タレントの取り分は少ない |
営業とギャラ交渉以外の業務はタレントが行う | 多くの業務を事務所が行ってくれる |
リスク管理はタレントが自分で行う | リスク管理を事務所が行ってくれる |
他事務所の仕事も自由に受けられる | 他事務所の仕事は基本的には受けられない |
近藤春菜さんが吉本興業とエージェント契約になったのは、2019年からです。
この年の6月、お笑い芸人による「闇営業問題」が発覚しました。
【闇営業問題とは】
2019年6月、吉本芸人を筆頭とする多数のお笑い芸人が、振り込め詐欺グループの会合に参加し金銭を受領していたというものです。
闇営業に吉本所属タレントを仲介していた、カラテカの入江慎也は吉本から契約を解消されました。
宮迫博之、田村亮、その他金銭受領していたタレントは謹慎処分を受けています。
この騒動の後の吉本の対応が良くありませんでした。
会見で明確な謝罪をしなかったりで、世間から批判を浴び続けてたんですね。
この吉本の対応に対し、当時吉本所属の加藤浩次さんが反応しました。
自身がMCを務める「スッキリ」で、吉本上層部を批判する発言をしたんですね。
加藤浩次が『いまの社長、そして会長の体制が続くんだったら、僕は吉本興業を辞める』と経営陣を猛批判した“加藤の乱”が話題になりましたが、このとき近藤も号泣しながら加藤に賛同。
引用元:GREEニュース
「加藤の乱」と言われるものです。
その時、サブ司会の近藤春菜さんも、
「会社は上層部の方たちだけのものじゃない」
と上層部批判をしてしまいました。
その年に、近藤春菜さんは吉本興業とエージェント契約となっています。
エージェント契約は、営業はタレントが行わなくてはいけません。
そのため、仕事量も激減しているんですね。
明らかに見せしめのように思われますね。
ちなみに、加藤浩次さんも同時期エージェント契約となりました。
そして1年後、吉本から契約延長を打ち切られています。
吉本にそうとう恨みを買われていたんですね…
近藤春菜さんはというと、契約延長を打ち切られることはありませんでした。
しかし吉本とはエージェント契約のままです。
エージェント契約となった2019年以降、特に2020年の仕事量は激減していました。
ただその後については、CM出演だけでも、
- 2021年 4本
- 2022年 15本
- 2023年 8本
(1本1000万円くらい?)
と、回復傾向です。
CMだけでもこれだけ出演していますので、高収入を得ているものと推測します。
ただ、自分で営業をしていたわけではありません。
マネジメントについては、今回の移籍先である芸能事務所GATEが担当してきました。
ですので、GATEの尽力もあるのだろうと思います。
そのような状態で3年も仕事を続けていれば、GATEへの信頼が強くなってもおかしくないですね。
お互い、信頼を取り戻せなかった(取り戻さなかった?)のだと思います。
箕輪はるかさんについてはまったく触れませんでした。
でも、春菜さんの仕事の回復に伴い、新天地の移籍を決心できたのかなと想像します。
二人でじっくりと、その時期を待っていたのかもしれませんね。
まとめ
ハリセンボンが年内で吉本興業を退社する理由について調査しました。
やめる理由については、
- 3年前の闇営業問題に対する吉本の対応に対する批判を行った。
- そこから、近藤春菜さんと吉本興業との関係性が微妙になった。
- そして、3年かけてコンビで吉本をやめる決心がついた。
ということだろうと思います。
愛されキャラの二人ですので、新天地での活躍を期待したいですね!
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