初心者にいきなりショートボードはお勧めできない理由

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サーフィン初心者の人には浮力のある大きめのサーフボードがすすめられます。

でも、最初からショートボードが欲しいのになぜだめなのか!と思う人もいるはずです。

今回は私の経験を元に、初心者の人がショートボードをいきなり買うのはおすすめ出来ない理由について解説します。



※追記・修正して2024年8月25日に再度公開しました。

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最初からショートボードを購入することをおすすめ出来ないのは、

  1. 楽しくない
  2. なかなか上達しない

以上の理由からです。

どういうことか、それぞれについて説明しますね。

①楽しくない

ひとつめは気分的なところに関してです。

ショートボードは初心者の人にとって簡単に楽しるボードではないんですね。

そう実感するのは、ショートボードでサーフィンを始めて数か月~半年後あたりになるかと思います。



どういうことかというと。

  • パドリングがなかなか進まない、バランスが取れない。
  • なかなか立てない。

といった、ショートボードの最初の壁をなかなか克服できずにいるからです。



よくある話ですが、ショートボードで意気揚々と海に行ったはいいけど、

「パドリングって難しい!」「立つのなんて無理!」

みたいな感じで、初めは必ず悪戦苦闘します。



でも初めのうちは失敗するのもけっこう楽しいんですよ。

誰でもいつかは出来ると思ってやっていますからね。



しかし…

数か月経っても同じような状況だったとしたらどうでしょうか?

「パドリングで波に追いつけない…」「なかなか立てるようにならない…」

始めたころと同じような気持ちでは楽しめないですよね。



ショートボードは、波をキャッチしてボードに立つという最初の一歩が壁になる人が多いです。

こうなると、やっぱり自分には向いていないんではないか…と考え始めたりしてもおかしくありません。



ショートボードは進歩がないと楽しくないんですよね。

例えばこれがもし、ロングボードだったとしたらどうなっていたでしょうか?

おそらくすでに波に乗れていますし、乗ればサーフィンの楽しさを味わっているはずです。



サーフィンは、どっぷりはまるか、それともすぐにやめるかのどちらかです。

それを決めるのは、楽しいかそれとも楽しくないかですね。

こういった理由で、初心者の人にいきなりショートボードはおすすめできないのがおわかり頂けると思います。


②なかなか上達しない

ふたつめは技術的なことに関してです。

初心者の人がショートボードではなかなか上達しにくいといった事に関して解説しますね。

パドリングとテイクオフが安定しない

初心者がショートボードではなかなか上達しにくい理由の一つに、パドリングやテイクオフが安定しないということが挙げられます。

初心者のうちはパドリングとテイクオフの技術がまだ未熟です。



一方、ショートボードは浮力が小さくてバランスが不安定なサーフボードです。

技術が未熟な人が不安定なボードを使えば、パドリングやテイクオフはなかなか出来ないということは想像できるかと思います。



サーフィン上達のためにはできるだけたくさんの波に乗る必要があります。

ですので、特に初心者はテイクオフの未熟さを補ってくれるボードを使わなければ、いつまでたっても波に乗れません。



ずっとパドリングをしてテイクオフで失敗しているのは、どう考えても時間のムダですよね。

出来ればそういうところにあまり時間をかけず、早くボードに立って波に乗ってほしいです。

だってサーフィンの楽しい所は、波に乗っている時ですからね。


ボードではなく自分の技術不足のせいと思ってしまう

初心者の人はたしかに技術的には未熟なのですが、「乗れないのはボードのせいではなく自分の技術不足のせいだから、乗れるまで自分が努力すべき」という思考に陥ることがあります。



たしかに技術が身につけば乗れるようになるので、間違いではありません。

しかし、こういう考え方も上達を妨げる原因です。



なぜならほとんどの人は環境や状況によって、波に乗れる回数は限られているという現実があるからです。

ショートボードは技術的に難しいので、初心者の人はたくさん努力が必要です。



たくさんの努力というのは、例えばテイクオフで言えば、何度もテイクオフと失敗の検証を繰り返して自分の技術を高めていくことです。

海の近くに住んでいれば、波がある時に海に入って好きなだけ練習できるかもしれません。



でも、ほとんどの人は週末の土日に海に入り、しかもその日に波があるかどうかは不確実です。

また、週末に波があっても人が多くて波が回ってこない…なんて現実もあって、努力したくてもできる時間は限られています。



限られた波の数でショートボードを上手くなろうと思っていても、結果が伴わないこともあるということを頭に入れておかなくてはいけません。

こんな感じで初心者の人がショートボードにこだわると、興味を失ってやめてしまうか、ボードを買い替えるか、どちらかのパターンになることが多いです。



最初からショートボードで上手くなるような人は、

  • 波のある場所を毎週探して通う。
  • 同じような仲間がいて一緒に行動している。
  • 自宅では自主トレを毎日続ける。

といった感じで、熱血体育会系クラブのような熱量でやっている人が多いです。



ですので、もう少しのんびりとサーフィンを楽しみたいと考えているのであれば、ロングボードやミッドレングス(ショートとロングの中間の長さ)を考えてみてもいいのではないかと思います。


初心者にいきなりショートボードはお勧めできない理由を解説しました。

ショートボードは初心者には扱いが難しく、楽しめなかったり、続けていてもなかなか上達しにくかったりします。

せっかく興味を持って始めたサーフィンです。

サーフィンの楽しさを知る前にやめてしまわないよう、よく考えてサーフボードを選ぶようにしましょう。

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