石丸伸二さんがモデルの映画『掟』が、2024年8月30日(金)から全国上映されることが決まりました。
この映画は2024年2月に劇団トラッシュマスターズが上演した舞台『掟』を映画化したものです。
3月に映画化の検討からたった半年で映画公開は、「政治への問題意識が芽生える都知事選」のタイミングを狙ったもの。
良くも悪くも石丸伸二への注目度が最高潮に達した時期での映画公開になりそうですね!
石丸伸二さんに対する世間の見方は、安芸高田市長時代から両極端でした。
そこで皆さんが一番気になるのは「映画はどんな内容?」ということではないでしょうか?
また、上映館やいつまで映画が上映されるのかについても知っておきたいですね。
そこで今回まとめた内容はこちらです。
- 映画『掟』はどんな内容か?
- 映画『掟』の上映館はどこ?
- 映画『掟』はいつまで上映される?
それでは見ていきましょう!
※追記・修正して2024年月9月6日に再度公開しました。
映画『掟』は実話?
映画『掟』の公式サイトより、映画のストーリーをざっくりまとめると次のような感じでした。
《映画『掟』のストーリー》
主人公・高村誠也は舞台となるX市出身で、京都大学卒の元銀行員のアナリストという設定。
国会議員の汚職事件でX市長が辞任、副市長が無投票で就任することとなる。
それを避けるため銀行を退職し市長選に出馬して当選する。
議会中に市議会議員の一人が居眠りをしたことをSNSで拡散したことが発端で議会との対立が激化。
2人目の副市長の専任や、無印企画出店計画(実際は良品企画)を議会から否決されるなど・・・
石丸伸二さんの安芸高田市長時代の実話そのもののような印象です。
しかし、映画『掟』の公式サイトには政治エンタメ映画、実話ではなくフィクションとして制作しているようです。
内容が実話なのにもかかわらず、なぜフィクションとしているのかはわかりません。
実在する人物に配慮したのか、映画を面白くするための演出を盛り込んでいるのか、その辺は映画を見て判断するしかなさそうです。
映画『掟』は石丸伸二を擁護する内容?
石丸伸二氏に対しては、独特の物言いや態度から、擁護派とアンチの二手に大きく分かれる傾向にあるようです。
映画『掟』についても、石丸伸二氏を擁護する内容ではないのか?といった意見があってもおかしくありませんね。
結論を先に申し上げると、石丸伸二氏を擁護するような意図でつくられたわけではなさそうです。
映画『掟』の脚本・監督の中津留章仁氏は公式Xで、映画制作に対する想いを述べています。
(長文でしたので、スペースの関係で割愛させて頂いています。)
ですので、旧態依然とした地方議会議員の方々への批判は描かれておりますが、同時に、石丸氏をモデルとした市長役への批判も多分に描かれております。
それは、わたし個人の思想が、石丸氏のお考えと多くの点で違っていることが関係していると思います。
— 中津留章仁 (@nakaturu) July 9, 2024
ですので、皆さまのご期待を裏切っているのか、ご期待通りなのかはわかりませんが、結論から申し上げますと、この映画は、石丸氏を単に礼賛する内容ではないということでございます。
— 中津留章仁 (@nakaturu) July 9, 2024
そもそも、人口減少と、支出内の固定資産税の占める割合のバランスが悪いというのは、安芸高田市だけの問題ではないと思いました。
この点に関しましては、これまで箱物行政を善としてきた国政にも、少なからず責任があるように思いますが。
以上が、この作品を書こうとした出発点でございます。
— 中津留章仁 (@nakaturu) July 9, 2024
しかしながら、わたしの場合、この印象はやがて変わってゆきます。
それは、半年ぐらい時間がたった頃から、よく一般質問をなさる議員の方々と、石丸市長の議論が、少しづつ噛み合ってくるようになったからです。
これは、石丸市長が市議に対し、再三に渡り指摘し続けた結果だとわたしは思います。
— 中津留章仁 (@nakaturu) July 9, 2024
それから、舞台をご覧になった方々はご存知かとは思いますが、市長のとある言動がハラスメントに該当するのでは、と批評する台詞は、2月の公演時の戯曲の時点で既に盛り込まれております。
創作に一年半を要しており、石丸氏がそのような誤解を受けやすい人物であるということは重々承知した上で
— 中津留章仁 (@nakaturu) July 9, 2024
題材として取り上げ、お客様と共に、地方自治体の今後の在り方について考えるという趣旨で、舞台化したところでございます。
最後に、都知事選後のインタビューが話題になっているようでございますが、石丸氏はおそらくマスメディアへの不信感が相当強いのではないかと思っております。
— 中津留章仁 (@nakaturu) July 9, 2024
そこには、
- この舞台及び映画を作ろうと思ったきっかけ。
- 市議会議員の質問に対する疑問。
- 石丸氏が市長になってからの市議会での質疑内容の変化。
- 市議会が進行していく中で感じた、監督の石丸氏への印象。
- 都知事選後の石丸氏の対応に対して感じた事。
などが書かれており、読む限り単に擁護や批判が目的の映画ではないことがわかります。
映画『掟』の上映館はどこ?
通常の映画では全国一斉に公開され、ある一定期間継続して上映されます。
しかし、映画『掟』は上映館は限局されているうえ上映日も単発です。。
なので、気になっている人は上映館と上映日をチェックしておくことをおすすめします。
企画から公開まで半年だったことや、制作会社の規模、話題性などからもともと長期間の上映を見込んでいなかったのかもしれませんね。
現在公開が決まっている上映館はこちらになります。
映画『掟』の上映日と上映館(7/11現在)
- 2024年8月30日(金)
東京:kino cinema新宿 kino cinema立川高島屋SC館
神奈川:kino cinema横浜みなとみらい チネチッタ
福岡:kino cinema天神 - 2024年9月13日(金)
大阪:大阪ステーションシネマ
京都:京都シネマ
兵庫:シネ・リーブル神戸
広島:八丁座 - 2024年10月4日(金)
北海道:サツゲキ
※新たな情報が入りましたら追記します。
映画『掟』はいつまで上映される?
映画『掟』がいつまで上映されるのかは現在のところわかりません。
現在上映日はかなり限定されており、追加上映が決まったら随時発表されることになっています。
最初の上映スケジュールは、映画が公開されてから興行収入が予想よりも伸びれば、追加上映される可能性もあります。
逆に、それほどでもなければ現在予定されている上映で終了の可能性も高いです。
どうしても見たい人は、現在のスケジュールでの上映で見ておくことをおすすめします。
まとめ
石丸伸二さんモデルの映画『掟』が、2024年8月30日(金)から全国上映されることが決まりました。
現在話題の石丸伸二氏がモデルとあり、映画の内容や上映館、いつまで上映されるのかについて調べてみました。
映画の内容については、実話ではなくフィクションとして制作しているようです。
また、石丸伸二氏を擁護するような意図でつくられた映画ではなさそうです。
上映館については、北海道・東京・神奈川・大阪・兵庫・京都・広島・福岡の10か所の映画館で上映予定です。
上映日は、
- 2024年8月30日(金):東京・神奈川・福岡
- 2024年9月13日(金):大阪・京都・兵庫・広島
- 2024年10月4日(金):北海道
となっております。
いつまで上映されるかは、公開後の人気があがれば追加上映される可能性があります。
映画『掟』の映画鑑賞の参考にして頂けると幸いです。
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